最近は自分のオンライン上のペルソナ(人物像)に深く関心を寄せるようになった人が多くなりました。インフルエンサー、フリーランサー、デジタルマーケッターのいずれであっても、オンライン上で突出した存在感を示すために、適切なプルフィール画像が大切です。オンラインでのペルソナを目立たせる方法はたくさんありますが、「百聞は一見にしかず」というように、その中でも最も重要なのはプロフィール画像でしょう。FacebookやInstagramのプロフィールに適当に画像を選ぶのは簡単だが、多くの注目を集めることはそう簡単ではありません。とにかく目立ちたいのであれば、アイコンメーカーなどを使って個性を出したアイコン画像を作ることが必要です。

おしゃれなプロフィール画像を作るには、様々なアイコンメーカーがあります。そこで、今回はたくさんのアイコンメーカの中でも特におすすめしたいツールをピックアップしました。それでは、一緒に見ていきましょう。

1. VansPortrait

VansPortraitはVanceAIの自撮り写真向けの線画抽出とアニメ風変換に特化したアイコンメーカーです。AnimeGANv2というアルゴリズムを使うことでプロフィール画像をシンプルな白黒の線画に変換したり、アニメ的な色と効果を加えたアニメ風の画像に変換したりすることができます。2つのモードをそれぞれ用途に合わせて使い分けることがおすすめです。使い方はとても簡単です。アイコンにしたい画像をドラッグ・アンド・ドロップするだけで、画像が自動的に変換されます。

そして、プロフィール画像がぼやけてしまう場合、同シリーズのVanceAI画像拡大のAIアート修復モデルを利用すれば、画像の高画質化が実現できます。

<メリット>

使いやすい
通常のアイコンメーカーより高機能
どんな画像にも対応

<デメリット>

画像生成はできない
無料版に制限がある

2. Charat

Charatは二次元アイコンが作れる似顔絵メーカーです。様々なコンテンツから好みの絵柄を選び、作成画面でアイコンを編集することでアイコン用の画像を作れます。二次元アイコンの他、体全体や動物アイコンを作成することも可能です。顔の輪郭、目の形や色、髪型また服装まで自由にコーディネートできるので、色々試してオリジナルのプロフィール用アイコン画像を作ってみてください。

<メリット>

アイコンを楽しく作成できる
ソーシャルメディアに最適
豊富なカスタマイズオプション

<デメリット>

他人と被りやすい

似顔絵アイコンしか作らない

3. PFPmaker.com-PFP Maker

こちらのアイコンメーカーは、ゼロから新しい画像を生成することはできませんが、アイコンの背景をカスタマイズするに最高のツールです。写真をアップロードするだけで、様々なおしゃれな背景が生成され、その中からお気に入りのを選択することです。また、選択した背景の色を変えたり、影をつけたりして、手動で背景をカスタマイズすることもできます。画像のズームや回転のオプションも用意されています。画像にすでに背景がある場合でも、背景を削除してくれるのがとても便利です。

<メリット>

使いやすい
豊富なテンプレート
表紙画像とのマッチング付き

<デメリット>

画像を生成することができない
処理がやや遅い

4. Generated Photos

次は、人物像を自動生成するウェブサイトをご紹介します。Generate Photosは、AIの力でゼロから人物画像を作成することができる人物像メーカーです。AIによって生成されたプロフィール写真がなんと200万種類もあり、その中から目的に合う画像を選ぶことができます。また、自分好みにランダムに表示される人の顔を加工することも可能です。肌の色、性別、表情、髪の色などを自由に変えることができます。メガネやメイクなどの小物も追加できます。

<メリット>

ランダムに生成される顔だが、驚くほどリアルに見える
ゲームキャラクター作成しているように楽しく遊べる

<デメリット>

たまに不自然な顔が出てくる
無料プランには多くの制約がある

5. Picrew

Picrewはプロフィール用の画像をフリーに作成できるアイコンメーカーです。数クリックでアバターを作れるし、何よりも内蔵のランダム設置で遊べるところです。また、肌の色、髪、顔のマーク、背景色など、様々なものをカスタマイズできます。Picrewは、主にアニメファン向けに設計されているようなので、アニメが好きな方はぜひチェックしてください。他のAIアイコンメーカーと比べると、このオンラインツールはよりクリエイティブな機能を備えており、色々楽しむことができます。

<メリット>

使いやすい
ランダマイズ機能内蔵
絵柄が独特

<デメリット>

オプションが少ない
やや未完成感がある

6. Placeit.net- YouTube Profile Picture Maker

その名前からわかるように、このツールはYouTubeチャンネルに特化したアイコンメーカーです。ロゴを作成する際に自由に使えるオプションがたくさんあり、チャンネル名を表示させることも可能です。デザイン、教育、ゲーム、ヘルスケア、音楽、写真など、思いつく限りのニッチな分野のテンプレートが用意されています。万が一、探しているジャンルが見つからない場合は、製作社に連絡を取り、自分だけのカスタムグラフィックやコンテンツをリクエストすることもできます。

<メリット>

豊富なテンプレートとグラフィック
プロフェッショナルに見えるプロフィール画像
ロゴデザインが簡単

<デメリット>

有料プランが高価
自分で画像をアップロードできない

7. Adobe Spark

Adobeは、画像のあらゆる編集ニーズに対応する優れたソフトウェアとして知られています。その中、Adobe Sparkを使用してプロフィール用のアイコン画像を作成する機能も含まれます。同社が開発した他の多くのプログラムとは異なり、Sparkは非常に使いやすいし、無料で利用できます。FacebookやInstagramのプロフィール画像から、YouTubeのバナー 、ロゴまで、様々なテンプレートが用意されています。自分で撮った画像をアップロードして、思いのままにカスタマイズすることも可能です。オプションも豊富なので、根気と想像力あれば、完璧なアイコン画像を作れます。

<メリット>

印象的なオプションと機能
カスタマイズ可能な豊富なテンプレート
アニメーションをサポート

<デメリット>

有料プランがやや高価
無料で作成した画像にウォーターマーク付き

8. PicMonkey – Profile Picture Maker

PicMonkeyはPhotoshop並みの画像を、より簡単に作成するアイコンメーカーです。カジュアルなプロフィール写真にも、プロフェッショナルなプロフィール写真をも、同じように使えるので、編集は至って簡単です。テンプレートはとても綺麗で、最近追加されたカラーチェンジャーエフェクトをはじめ、カスタマイズオプションも充実しています。もう一つおすすめしたい点は、いかにPicMonkey機能を利用することで素敵な画像を作成することを教えてくれるチュートリアルです。

<メリット>

画像や動画用のテンプレートがたくさん
ミーム作成に最適
ソーシャルメディアに適したテンプレート

<デメリット>

検索機能がない
カストマイズされたアイコンが作成できない

9. Kapwing – Profile Picture Maker

ミームが好きな方なら、きっと気に入るはずのKapwingアイコンメーカー。たくさんのミームテンプレートが付属しており、それを編集して自分のプロフィール写真として使うことができます。画像編集機能も、画像をカスタマイズしている間、あなたはワイルドに行動することができます。また、FacebookやInstagramのような様々なソーシャルメディアプラットフォームに最適化された空白のテンプレートがたくさんあります。しかし、このツールの最も優れた点は、画像に加えて動画やGIFを多く搭載しており、これらも簡単に編集できることでしょう。

<メリット>

画像や動画用のテンプレートがたくさん
ミーム作成に最適
ソーシャルメディアに適したテンプレート

<デメリット>

検索機能がない
カストマイズされたアイコンが作成できない

10. Codepen.io-AI Profile Picture Maker

Facebookと同様の物体検出技術をベースにした一人プロジェクトです。このツールは、アップロードした画像から自動的に人物を検出し、その周囲に小さなボックスを描くように調整されています。このボックスは、画像の中で最適なプロフィール写真になる部分を表しています。しかし、プロフィール写真を自分で切り取らなければならないです。このツールは限られた用途にしか使えませんが、特定のケースでは便利です。

<メリット>

オブジェクト検出動作が円滑
簡単操作
高速な処理

<デメリット>

高度な機能がない
自動切り出し機能なし

 

まとめ

第一印象が大切なので、プロフィールやアイコン用の画像のデザインに手を加えましょう。些細なことかもしれませんが、小さなデジタルアバターは、印象に残るポイントになるので、オンラインでの存在感やブランド知名度を高めようとするときに、良いプロフィール写真が必要です。また、アイコンキャラに一貫性を持つのはいいので、完璧なアイコン画像を作成したら、すべてのアカウントでそれを使用することがおすすめです。

Miyazak Akira
シニアエディター

AIニュースの執筆やAI製品のチュートリアルの作成で豊富な経験を持つ作家、Miyazaki Akiraをご紹介します。テクノロジー業界への深い理解を持つAkiraは、AIに関するあらゆることを知ることができるエキスパートです。さらに広がって、今アプリレビューの創作も進行中。最新技術の探求に忙しくないときは、SF漫画や写真撮影、心理系の書籍を読むことに熱中しています。Akiraと一緒に、魅力的な人工知能の世界を解き明かす旅に出かけましょう。