「ドット絵を作ってみたいけど、どうやって作れるの?」
「画像からドット絵に変換することはできる?」
画像をドット絵に変換することは非常に面白いことですが、画像の変換をどのように実現するかが皆さんの悩みの種となっています。これらの悩みを解決するために、この記事では写真を簡単にドット絵に変換できるツールを8個紹介します。皆さんはツールの特徴や自身のニーズに応じて、最も適したツールを選びましょう。
そもそもドット絵(ピクセルアート)とは?
昔のゲームボーイの粗い画面を見ると、なんとなく懐かしい気持ちになりますよね。
ゲームボーイの画面で見るような、画面上で「ピクセル」と呼ばれるマス目に色をつけ、そのピクセルを並べ合わせて表現される絵を「ドット絵(別名:ピクセルアート)と呼びます。最近はNFTが盛り上がりを見せており、NFTでもドット絵は人気。なんとなく日常でピクセルアートを見る機会が増えているのではないでしょうか。多くのゲームもドット絵のデザインを採用しています。例えば、みんなが知っているゲーム「Stardew Valley」は、ドット絵ゲームの代表の一つです。
初心者向けドット絵変換ツール5選
まず紹介するのは、手元にある画像から変換してドット絵をつくれるタイプのツールです。自分で1からアートをつくる必要はないので、特に初心者にはおすすめできるツールです。
以下の画像を使って、各ツールの変換効果をテストしよう~
① ドット絵ナニカ
「ドット絵ナニカ」は、自分の画像をワンクリックでドット絵に変換できるオンラインツールです。「どうぶつの森」ソフトとの相性が特に良く、作ったキャラをすぐにソフトへアップロードできるQRコードがすぐに作れる専用モードがあります。また、直接オンラインで利用できるため、非常に手軽で便利です。
<メリット>
- 無料
- 操作がシンプル
- 「どうぶつの森」との互換性が良い
- 画像対応形式が多い(jpg, gif, png, bmp)
<デメリット>
- ドット絵変換後の画像編集はできない
② ドット絵こんばーた
このツールは操作が簡単で、初心者に適しています。画像のサイズやサポートされているフォーマットに若干の制限がありますが、その機能は非常に充実しています。色の数やドット数を調整でき、彩度を調整するかどうかも選択できます。設定を調整することで、変換されたドット絵の効果も異なります。
<メリット>
- 無料
- ピクセルサイズだけでなく、輪郭線や彩度、コントラストも調整可能
- 操作がシンプル
<デメリット>
- 画像サイズは4MBまで
- 画像形式はjpgもしくはpngのみ
③ Pixel Me
「Pixel Me」は自分のドット絵アイコンが作れるウェブツールです。自分自身の写真をアップロードするだけで簡単にアイコンになります。変換後にドットの大きさや画像の明るさ、背景色なども選べ、使い勝手のよいツールです。
<メリット>
- 無料
- 操作がシンプル
- スマートフォンでも利用可能
<デメリット>
- 細かい設定はできない
④ Minecraft Image Converter
こちらはマインクラフト上のオリジナルピクセルアートが作れるウェブツールです。写真をアップロードした後、細かな設定を自分で行うことができます。いじりがいがあるので、自分で細かい設定をしたい人にはぴったりです。ただし英語のみですので、使い方はサイトの動画を見ながら学ぶ必要があります。
<メリット>
- 無料
- 操作が早くストレスフリー
- 細かい編集が可能
- マインクラフトユーザーが簡単にキャラを作れる
<デメリット>
- アップロードできる画像は高さ最大256px
- 日本語未対応
初心者向けドット絵メーカー5選
次に紹介するのはドット絵メーカー。こちらは自分自身でドット絵を作っていくツールですので、作業自体は変換ツールよりは複雑。ただし、その分自由度が高くいろんな工夫ができますので、オリジナルデザインを作りたい方にはぴったりです。
今回はドット絵メーカーの中でも初心者向けのメーカーを紹介します。
ミニドット絵メーカー3
「ミニドット絵メーカー3」は感覚的に使いやすいドット絵メーカーです。アニメ化してGIFを作ることもできます。使いやすいので、初心者が試しに使ってみるツールとしておすすめです。
<メリット>
- 無料
- GIF作成可能
- 感覚的に使いやすい
<デメリット>
- 色パレットが使いづらい
Pixnote
こちらは画用紙に落書きしているような気軽さで使えるツールです。マウスを動かして、絵を描いているような動作でドット絵をつくれるので、初心者でも使いやすいです。機能は少なめなので、短時間でパパッと簡単なドット絵を作りたい方にはおすすめ。
<メリット>
- 無料
- スマートフォン対応
<デメリット>
- 色の種類が少ない(12色)
PIXILART
「PIXILART」は機能が非常に充実したドット絵メーカーです。自分で描くだけではなく、テキストやスタンプの挿入機能があるので他とは一味違ったドット絵が作れます。ただし英語のみ対応です。
<メリット>
- 無料
- テキストやスタンプ挿入など充実の機能
- GIF対応
<デメリット>
- 日本語未対応
Pixel Art Maker
こちらはトップページがすでにキャンパス!という仕様からわかる、シンプルなツールです。機能は最低限ですが、大きなキャンパスに絵を描くようにシンプルに使えるので初心者から上級者まで使いやすいツールです。ただし日本語未対応です。
<メリット>
- 無料
- 操作がシンプル
- 画像のアップロードも可能
<デメリット>
- 日本語未対応
dinopixel
こちらも開くとすぐにキャンパスが現れるシンプルなツール。面白いのは、他人の作ったドット絵をインポートして編集できるところ。かなり高度なアートも見つかるので、どのように作っているのか学ぶのにもいいツールです。ただし日本語未対応なので、慣れるまでは少し難しいかもしれません。
<メリット>
- 無料
- 操作がシンプル
- 他人のドット絵をインポートできる
<デメリット>
- 日本語未対応
まとめ
最近、ドット絵は一般的な景観になりました。ゲームの中でドット絵のデザインを使用することは、レトロな親しみを感じさせるようです。そして、自分の好きなキャラクターのドット絵アイコンを作成するのも良い選択かもしれません。これらのツールが、皆さんが画像をドット絵に変換するのをより簡便に実現する手助けができればと思います。ご自身のニーズに合わせて慎重に選んでくださいね。
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