どんなに素晴らしいビデオや映画も、画質が悪ければいっきに見る気が失せますよね。そこで登場したのがアップコンバートという技術です。例えば、1900年代の記録映像や古い映画をアップコンバートすると、高画質かつ非常に鮮明になります。
今回は簡単に使いこなせる、おすすめのAIアップコンバートソフトをご紹介します。
4K放送とは?
時代が進むにつれ様々な放送形態が登場しました。これまでのテレビ放送の歴史を振り返りましょう。
4K放送
2018年12月1日から始まった3,840画素×2,160画素の解像度です。特徴として、映像がより鮮明になり色や明るさのも向上するため、実際に見える色に近い映像になります。
地上デジタル放送
2003年12月1日から始まった地上(陸上)のデジタル方式となり、従来のアナログ方式と比べてより高品質な音声と映像を受信することができます。
BSデジタル放送
2000年12月1日4から始まったBS(放送衛星)で、ハイビジョンによるくっきりした映像を楽しめます。くわえてニュースや気象情報などの情報も得られます。
4Kアップコンバート機能ってなに?
4Kアップコンバート機能とは、4K映像以外の映像を4K相当の映像へ変換する機能のことをいいます。地上デジタル放送やブルーレイのフルハイビジョン映像を4K解像度へ変えて、より美しい映像を楽しむことが可能になります。
YouTubeやAmazonプライムビデオ、ネットフリックスなどの動画配信サービスは、どんどん4K化を推し進めています。
アップコンバートソフトおすすめ
DVDFab Enlarger AI
超解像度復元技術を用いてビデオ画像を300%にまで拡大することで、細部まで鮮明な品質に高めます。ビデオ、映画、テレビ番組のSD・フルHDも、AIの深度学習システムで美しい画質に変換します。
どんなに古い映画もDVDFab Enlarger AIで、大画面TVで再生してもクリアに観ることができます。
Topaz Video AI
4Kだけでなく8Kにまで対応!Video Enhance AIからアップデートして変更されたTopaz Video AIは、動画のフレームレートの変更やノイズ削除、シャープネスなどの機能で動画品質を向上させながらスケールアップさせることができます。
60FPSなどの滑らかな動画や120FPSのスローモーション動画も、3種類のAIモデルで最適な処理を実現します。
Video MONSTER
高画質化も動画編集も一括で!Video MONSTERを使用すれば、解像度を上げて明るく綺麗な色彩の4K映像に変換できるのはもちろんのこと、カットやクロップなどの編集作業も可能です。
さらに、4K処理した映像はスマホでも視聴ができ、自分だけのプリセットを作成して保存することもできます。
写真を拡大するサイト
VanceAI画像拡大
AI画像拡大は、ディープラーニング技術で内容と特徴に応じて写真ピクセルを変更します。
画像をトリミングしたり、引きのばしたときに発生しがちなノイズやボヤケを100%自動で修正しながら、オンラインで画像を2倍、4倍、8倍にまで大きくすることができます。
Bigjpg
アニメ/ファンアートなどの画像を拡大することができます。深い畳込みニューラルネットワークを用いて、ブラーや線のガタガタを補正します。
高画質化以外の機能はついておらずシンプルなつくりなので、とにかく荒い画像をサクッと補正したい方や、PC操作が苦手な人でも使用できます。加工してダウンロードした画像がこちら。
bannerkoubou
完全無料で画像加工&自由な編集が叶います。トリミングやモザイク加工などの主要な機能はもちろん、フレームをつけたり油絵風の効果をつけることができます。さらに、GIF画像作成でGIFアニメの作成も!機能面を追求する方におすすめです。
例のとおり、残念ながら高画質機能は弱いです。
まとめ
アップコンバートソフトを使用して、あなたのお気に入りの映像を高画質化しましょう!写真の高画質化には、VanceAI画像拡大をはじめとする写真拡大ツールをご利用ください。