線画に対して自動できれいに色塗りすることができるAIソフトとして、Style2paintsは驚くほどの着色の完成度で絵描きが好きなファンの注目を集めています。特に漫画風の写真作成に適用されます。
最初にGitHubで公開されたオーペンソースの無料プロジェクトですが、現在ではすでに理解しやすくて使いやすいパソコンソフトに発展しています。最新のバージョンはV4.5です。
Style2paintsの色塗りの特性
1.全自動、操作簡単、高完成度
2.たくさんの着色スタイルがプリセットとして用意されるほか、お気に入りの彩色作をアップロードするだけで、その色の構成とスタイルを転用できます。
3.実際の人工着色の各段階に相当する着色の結果を出力できます。それぞれ初歩の色充填、グラデーションの補充、陰影の補充です。
4.画像の領域を軽く指定することで、当該部分の色を自由に正確に変更できます。
今回のデモに使った線画はこれです。
使い方の紹介に入りましよう。
Step1:Style2paintsをダウンロード、インストール
Style2paintsのGitHubにあるホームページにアクセスして、そこに書いてあるGoogle Driveのアドレスを訪問します。
二番目のファイルをダウンロードしましょう。およそ2.4GBの大きさです。
ダウンロードを完成した後、わざわざインストールをする必要がなく、「.exe」で終わるファイルを実行してください。アイコンはこんな感じ。
ご注意:このソフトはWindows x86の環境でしか動作できません。
最初に出てくるのは起動のインターフェイスはこれです。コードが流れる黒いウィンドウも一緒に開かれます。そこに「Client Started」という文字が表示されると、読み込みが終わりソフトは使えるようになります。
Step2:Style2paintsで線画を開く
続いては、Style2paintsのメインインターフェイスのとこに来ます。下図のようです。真ん中にあるバージョン情報とチュートリアルのリンクが付いています。
右下にあるアップロードのようなアイコンをクリックして色塗りしようとする線画を開きましょう。
線画をアップロードした後、余白を縮めるように、少しだけ画像をクロップしてください。そして、AIによる自動色塗りの作業が始まります。数秒後、真ん中に色塗りされた線画が表示されます。
モザイクがずらりと並ぶ最も左側にあるセクションで、たくさんの色組み合わせから好きなスタイルを選ぶことができます。
Step3:色モードの調整と色合いのカストマイズ
モザイクの隣にある一列では、色充填のモードを選択できます。境界線なし、強い陰影などのモードを選択することができます。下で二つの例を挙げます。他は自分でお試しください。
モザイクのセクションでプリセットの色合いに中々満足できない場合、任意の色塗りした画像をアップロードして、その色合いのスタイルを適用することができます。
カードキャプターさくらちゃんの色合いを応用してみた:
EVAのアスカちゃんの色合いを応用してみた:
着色の後、具体的に絵の一部領域の色だけを変更したいなら、「Alt」のキーを押すまま、カーソルを目標の領域に移動して、ほしい色を絵画から抽出しましょう。「Alt」のキーを放つと、その色が成功に抽出されて下にあるカラープレートの真っ先に置かれます。
次に、その色で塗り替えたい場所をクリックして、点状のマークを置きます。(例えば、下図で目玉の色を変更)後は、右下にある魔術棒のようなボタンをクリックして色を応用できます。
カラープレートの一番右にある消しゴムのようなボタンを使って、画像にあるマークを除去することができます。
色塗りの不便な点についての感想
全体的にStyle2paintsは色塗りの完成度と自然さが高いですが、いくつか不便な所があり、使用の際、注意をしたほうがいいと思います。
1.線画にあるパーツが閉グラフではなく、曲線が開放のままである場合、その辺りで同じ色の色塗りの範囲がおかしくなるかもしれません。例えば、人物の目玉の所です。
2.新しい色合いや単色を指定して応用したあと、結果がイマイチと思う場合、元の状態に簡単に戻らないのです。そういうボタンはありません。
3.新しい色合いを指定するための画像は色合いスタイルのセクションに保存できなくて、今度の使用には不便です。
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