あなたは、お気に入りのアニメキャラクターをリアルな実写化した画像を見たことがありますか?もし見たことがあっても、自分で作れるとは思わなかったかもしれませんね。
そんな人にオススメしたいのが、「Artbreeder」というwebアプリ(ツール)です。このツールを使えば、オリジナルキャラクターやアニメキャラクターの「実写版画像」を簡単に作れてしまいます。
今回は、artbreederの基礎情報から、ツールの使い方まで、初心者向けに徹底解説していきます。
Artbreederとは
Artbreederは、AI技術を搭載したai 実写化ツール。
元にしたい画像をアップロードすることで、AIが自動的に画像を生成し、オリジナルキャラを作ってくれます。
元画像は複数でもOKなので、「これとこれを組み合わせてみたら・・」という画像生成も可能。また、最終的な仕上がりを「年齢・人種・性別」などの項目で微調整することもできます。
アニメキャラクターの実写版画像を作りたいときは、キャラクターの画像を元データとしてアップロードすればOK。
工夫によってさまざまな使い方ができる画像生成ツールです。
Artbreederの利用料金
毎月10ポイントが無料で提供されますが、それ以上使用する場合は、通常、月額制の有料ツールを利用する必要があります。
最も基本的なプランは、1か月あたり8.99米ドルから始まります。プランには3種類あり、上の方に行くほど、アップロードできる画像数や利用可能なアニメフレームなどの機能が増えていきます。
- Starter Breeder :8.99ドル
- Advanced Breeder :18.99ドル
- Champion Breeder:38.99ドル
一番ベーシックなStarter Breederでも、1000枚は画像アップロード可能なので「とりあえずしばらく試してみたい」という人はStarter Breederで十分間に合うかと思います。
Artbreederの主な機能
次はArtbreederの三つの機能を紹介します。
Composer機能は、画像とテキストを組み合わせて新しい画像を生成する機能です。ユーザーは複数の画像を選択し、それらの特徴を混ぜ合わせることで独自のアートワークを作成できます。テキストによる指示も追加可能で、より細かな調整が行えます。
Collager機能は、シンプルな形状、画像、テキストを組み合わせて新しい画像を生成する機能です。この機能は、基本的な形や色を選択し、それらを自由に配置することで抽象的なアートやデザインを作成するのに適しています。
Splicer機能は、複数の画像を組み合わせてポートレートや風景などを生成する機能です。ユーザーは顔の特徴や背景の要素を選択し、それらを融合させることで新しいキャラクターや独自の風景画を作成できます。各要素の影響度を調整することで、より細かなコントロールが可能です。
Artbreederで画像生成する方法
Artbreederを使って画像生成する方法は大きく3つ。ここではそれぞれの画像生成方法について簡単に解説していきます。
まずは画面右上の"Create"ボタンをクリックして、生成開始です!
1. ツール内の画像を組み合わせて生成する(Compose)
Artbreederの核となるツールで、画像を修正したり組み合わせたりすることで新しい画像を得ることができます。
2. 画像を生成する
この機能を使えば、お気に入りの写真をアップロードして画像を生成することができます。 また、テキストを入力することで、AIに画像を生成させることもできます。
- 「Upload」から画像を選択し、3枚まで無料でアップロードできます。
- 「Vary」ボタンをクリックすると、AIがテキストに基づいて選択できるように、他のスタイルで複数の画像を素早く生成します。
3. 複数の画像を素早く生成する(Variations)
また、下の「Generate More」ボタンをクリックすると、さらに画像を生成し続けることができます。
Artbreederの商用利用・著作権について
Artbreederは、AIを利用して画像を生成・編集できるオンラインプラットフォームであり、その商用利用と著作権に関するルールは以下の通りです。
- Artbreederで生成された画像の著作権は、基本的にその画像を生成したユーザーに帰属します。これは、ユーザーが自らの創造性をもとに生成した作品に対して権利を持つことを意味します。ただし、他のユーザーの作品を基にして生成した場合には、元の作品の著作権も考慮する必要があります。
- Artbreederで生成された画像はパブリックドメイン(CC0)として扱われており、商用利用が可能です。これは、ユーザーが生成した画像を自由に使用できることを意味し、商業目的での利用も許可されています。ただし、Artbreeder内で生成された画像に似たものを共有する場合は、その画像のURLを引用することが推奨されています。
- 商用利用を考える場合は、特に著作権や利用規約について十分に確認することが推奨されます。AIによって生成された画像が他者の著作物や商標権を侵害する可能性があるため、事前に十分なリサーチと確認が必要です。
- Artbreederはクレジット制度を採用しており、一部の機能や高解像度の画像生成にはクレジットが必要です。無料プランでも一定量のクレジットが提供されますが、高度な機能や大量の画像生成を行う場合には有料プランへの加入が必要となります。
総じて、Artbreederでの商用利用は可能ですが、その際には著作権やライセンスについて十分な理解と確認が求められます。特に他者の作品を基にした場合や商業目的で使用する際には、適切な手続きを踏むことが重要です。
まとめ
アニメキャラクターイラストの実写版画像を生成できるツールartbreederを紹介しました。もともとは画像生成ツールなのですが、使い方を工夫すると実写版画像作成もサクッとできる有能ツール。
仕上がりを微調整するのも楽しいツールなので、まずは無料版で色々試してみてはいかがでしょうか。