ビジネスやその他の活動においてロゴが必要になるときってあります。単なる文字ではなく、イメージを視覚的に訴えることのできるロゴは時に欠かせないものであったりします。
ロゴを作成するにあたり、本格的に会社のロゴを作ったりするのであればデザイナーに頼むのが通常の流れになります。
ただ、そこまでではなく、イベントで使ったり、サークルのロゴが必要だったりという場合、デザイナーに頼むと高額になるので費用が捻出できないということもあると思います。
そこで「簡単にロゴを作成したい」という要望を叶えてくれるのが、ロゴの自動作成ツールです。
多くは選択したイメージと入力した文字から、テンプレートを当てはめて自動でいくつものパターンを作成してくれるものになります。
テンプレート自体はデザイナーが作ったものなので、おしゃれなデザインが多く、使い勝手も良いものになっています。
勿論、自動で作れるぶんだけ、利用方法に制限があったり、他とかぶるリスクや、あまりに独創的なものは作れないなどのデメリットは存在します。
それでも前述のようなちょっとした需要や私的なものであれば、十分メリットのほうが上回ります。
そんなロゴ自動作成ツールを紹介したいと思います。
文字ロゴが作成可能なツール10選
DESIGNEVO
こちらはPearl Mountain Technologyが展開しているウェブサービスです。ブラウザ上で簡単に使えるロゴ作成ツールになります。
対応OS
- Windows 7以降
- MacOS X 10.9.0以降
- iOS 13.0以降およびAndroid 8.0以降
価格
- 基本無料
主な特徴
- 5,000以上の洗練されたロゴテンプレートを提供しており、ユーザーは好みに応じてカスタマイズできます。
- アイコンの選択、テキストの入力、色やフォントの変更が可能で、専門的なデザインスキルがなくてもプロフェッショナルなロゴを作成できます。
- ベーシックおよびプラスプランでは、最大5000x5000pxの高解像度JPGおよびPNGファイルを取得でき、背景が透明なPNGファイルもダウンロード可能です。
- 購入後は無制限にロゴを編集し、いつでも再ダウンロードできます。
- カスタマイズしたロゴの著作権はユーザーが所有し、商業目的でも使用可能です。ただし、未変更のテンプレートやアイコンには著作権がないため注意が必要です。
- Mac、Windows、Linuxなどほぼすべての最新ブラウザで使用できるため、幅広いユーザーに対応しています。
- 無料プランもありますが、プレミアム機能を利用するにはアカウント作成が必要です。サポートも充実しており、購入後は専門のカスタマーサポートに問い合わせることができます。
メリット
- 10,000以上のプロフェッショナルなデザインテンプレートが用意されており、さまざまなニーズに対応できます。これにより、ユーザーは自分のブランドやビジネスに合ったデザインを簡単に見つけることができます。
- デザイン経験がない人でも簡単に操作できます。ドラッグ&ドロップ機能を使って、要素を自由に配置することが可能です。
- フォントや色、アイコンなどを自由に変更できるため、オリジナリティのあるロゴを作成することができます。また、リアルタイムプレビュー機能もあり、作成中のロゴがどのように見えるかを確認しながら編集できます。
- 無料プランでも基本的な機能が利用でき、有料プランでは商用利用が可能です。特にプラスプランでは、ベクターファイルのダウンロードや著作権の完全取得が可能です。
デメリット
- テンプレートベースであるため、他のユーザーと同じデザインになる可能性があります。完全にユニークなロゴを作成するのは難しい場合があります。
- 無料プランでは低解像度(最大500px)のファイルしかダウンロードできず、商用利用には制限があります。また、無料で作成したロゴを使用する際にはクレジット表記が必要です。
Adobe Express
対応OS
- Windows 10以降
- Mac:OS 10.15(Catalina)以降
- Android OS 10以降
- iOS 14以降
価格
料金プラン |
月額払い |
年額払い |
無料プラン |
無料 |
|
プレミアムプラン |
1,180円 |
11,980円 |
グループプラン |
700円 |
7,000円 |
主な特徴
- Adobe Expressは、ドラッグ&ドロップ機能を活用して、ビデオクリップやアートワーク、アニメーション、オーディオを簡単に組み合わせることができます。これにより、デザイン制作のハードルが大幅に下がります。
- 10万点以上のテンプレートが用意されており、ユーザーは自分のニーズに合ったデザインを簡単に見つけて編集できます。特にSNS投稿やYouTubeサムネイルなど、特定の用途に特化したテンプレートが充実しています。
- 最新のアップデートでは、生成AIを活用した画像編集機能が追加されました。テキストプロンプトを入力することで、画像内のオブジェクトを挿入・削除・置換することが可能です。また、編集可能なテンプレートも生成できるため、デザイン作成がさらにスピーディーになります。
- Adobe Expressでは、作成したコンテンツを直接SNSに投稿したり、予約投稿することができます。これにより、複数のSNSアカウントを一元管理しやすくなります。
- アプリ内でコンテンツを45の言語に翻訳できる機能も搭載されており、多言語対応のデザイン制作が容易になっています。
- 無料版でも背景リムーバ機能が利用できるため、背景を簡単に削除し、新しい背景を追加することができます。この機能は特にチラシやバナー作成時に便利です。
メリット
- Adobe Expressは直感的なドラッグ&ドロップインターフェースを採用しており、デザイン経験がないユーザーでも簡単に操作できます。特に、SNSコンテンツやマーケティング資料の作成に適しています。
- 10万点以上のプロフェッショナルなテンプレートが用意されており、ユーザーは自分のニーズに合ったデザインを迅速に作成できます。これにより、ゼロからデザインを考える手間が省けます。
- Adobe Stockの素材を利用できるため、高品質な画像や動画を簡単に取り入れることができます。これにより、デザインのクオリティが向上します。
- 画像編集だけでなく、簡単な動画制作やアニメーションも可能です。これにより、様々なメディア形式でコンテンツを作成できます。
- 無料プランでも基本的な機能が利用できるため、初めてのユーザーでも気軽に試すことができます。
デメリット
- 無料版では利用できる機能が限られており、高度な編集機能やプレミアムテンプレートは有料プランに加入しないと使用できません。
- Adobe IllustratorやPhotoshopと比較すると、細かなデザイン調整や高度な編集機能が不足しているため、プロフェッショナルなデザインには不向きです。
- 日本市場向けのテンプレートがまだ十分ではなく、日本語対応の素材が少ないというユーザーからの声もあります。
- Canvaなど他のデザインツールと比較すると、一部の機能やテンプレート数で劣る部分があります。特にフォント選択時のフィルター機能などはCanvaの方が優れています。
Hatchful
こちらはECサイトのShopifyが提供している無料のロゴ作成ツールです。
対応OS
- Mac:OS
- Windows
- iOSやAndroidなどのモバイルデバイス
価格
料金プラン |
料金 |
無料プラン |
無料 |
Basicプラン |
3,650円/月 |
Shopifyプラン |
10,100円/月 |
Advancedプラン |
44,000円/月 |
Plusプラン |
$2,300/月 |
主な特徴
- Hatchfulは、業界別に多様なロゴテンプレートを提供しており、ユーザーは自分のビジネスに最適なデザインを選ぶことができます。これにより、特定の業界やニッチに合わせたカスタマイズが可能です。
- ユーザーはアイコンの追加、色の変更、フォントの選択などを行い、自分だけのオリジナルロゴを作成できます。プレビュー機能も充実しており、リアルタイムで変更を確認しながらデザインを進めることができます。
- 作成したロゴは高解像度のPNG形式でダウンロードできるため、SNSや名刺、商品パッケージなど様々な用途に利用できます。また、印刷用のPDFや編集可能なSVGファイルとしても出力可能です。
- Hatchfulで作成したロゴは商用利用が可能であり、ビジネスのブランディングに役立てることができます。ただし、使用するテンプレートやアイコンには著作権があるため、その点には注意が必要です。
- 初心者でも直感的に操作できるよう設計されており、各ステップでガイダンスが表示されるため、迷うことなくロゴ作成を進められます。
メリット
- デザインの知識がなくても、直感的な操作でロゴを作成できます。ユーザーは業界やスタイルを選択し、ビジネス名を入力するだけで、数秒でロゴが生成されます。
- 完全に無料で利用できるため、プロのデザイナーに依頼するコストを大幅に削減できます。商用利用も可能です。
- 100種類以上のテンプレートと多様なカラーパレットから選べるため、ビジネスのイメージに合ったロゴを効率的に作成できます。
- 作成したロゴは高解像度のPNGファイルや印刷用のPDFファイルなど、さまざまな形式でダウンロード可能です。これにより、ウェブサイトやSNSなど多様な媒体で使用できます。
デメリット
- テンプレートベースであるため、細かなデザイン調整には限界があります。特にオリジナリティを求める場合には不向きです。
- 多くのユーザーが同じテンプレートを使用するため、他のブランドと似たようなロゴが生成される可能性があります。これにより、ブランドの差別化が難しくなることがあります。
- 日本語フォントは欧文書体に比べて選択肢が少なく、日本語対応が不十分な場合があります。
LOGO FACTORY
LOGO FACTORYはロゴマークをジェネレータ形式で作ることが可能なウェブサービスです。
対応OS
- Windows 7以降
- iOS 13.0以降
- MacOS 12.0以降
- VisionOS 1.0以降
価格
- 基本的に無料
主な特徴
- ユーザーは自分のブランドに合ったロゴを無料で作成し、ダウンロードすることができます。特に、デザインの知識がなくても簡単に操作できるインターフェースが用意されています。
- ユーザーはテキストや色、フォントを自由にカスタマイズでき、複数のテキストを配置することも可能です。これにより、会社名やサブテキストを含むロゴを作成できます。
- 操作方法についてのチュートリアルが用意されており、初心者でも安心して利用できるようになっています。YouTubeでの解説もあり、視覚的に学ぶことができます。
- LOGO FACTORYは日本語にも対応しており、日本語フォントを使用したロゴ作成が可能です。ただし、一部のフォントには制限があります。
- LOGO FACTORYはAIを活用した機能もあり、ユーザーが提供したコンセプトに基づいてロゴ画像を生成することができます。これにより、よりクリエイティブなアイデアを実現する手助けをします。
- 様々な業種やスタイルに合わせたテンプレートが豊富に揃っており、ユーザーは自分のニーズに合ったデザインを選ぶことができます。
メリット
- LOGO FACTORYは日本語に対応しており、日本語フォントを使用してロゴを作成することができます。これにより、日本のユーザーにとって使いやすい環境が整っています。
- ユーザーはテキスト情報を入力するだけで、シンプルな操作でロゴを作成できます。直感的なインターフェースは、デザイン初心者でも扱いやすいです。
- 758種類のロゴデザインが用意されており、多様な業種やスタイルに合わせた選択肢があります。
- 基本的な機能は完全に無料で利用でき、広告表示があるものの、コストをかけずにロゴを作成できます。
デメリット
- 無料で提供されるため、デザインのクオリティや独自性には限界があります。特にビジネス用途では、プロフェッショナルな印象を与えるには不十分な場合があります。
- 無料プランでは広告が表示されるため、ユーザー体験が損なわれる可能性があります。特に商業利用の場合、広告がロゴに影響を与えることがあります。
- テンプレートから選ぶ形式であるため、自分のイメージ通りのロゴを作成するには限界があります。特に独自性やブランドイメージを強く反映させたい場合には不向きです。
- 日本語フォントは利用可能ですが、その種類は限られており、特定のスタイルや印象を求める場合には不満が残ることがあります。
Canva
ロゴ、コラージュ、ポスターなどのデザインに便利なCanva。個人から組織まで、向けるユーザーの幅が広い。
対応OS
- Windows 10以降
- MacOS 10.12(Sierra)以降
- iOS 12.0以降
- Android 5.0(Lollipop)以降
- Webブラウザ
価格
料金プラン |
個人およびチーム |
教育版 |
無料プラン |
無料 |
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Canvaプロ(1年間) |
11,800円 |
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Canvaチーム(1年間) |
15,000円 |
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Canvaエンタープライズ |
問い合わせが必要 |
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教師プラン |
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問い合わせが必要 |
学校および組織プラン |
|
問い合わせが必要 |
Canvaキャンパス |
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問い合わせが必要 |
主な特徴
- 61万点以上のテンプレートが用意されており、名刺、チラシ、ポスターなど多様なデザインが簡単に作成できます。
- 写真のトリミング、サイズ変更、背景除去、フィルター適用などがワンクリックで可能です。また、AIを活用した画像高画質化や背景透過機能も利用できます。
- 動画のカットやトリミング、テキスト追加、BGM音楽の挿入などが行えます。特にYouTube動画やSNS用の動画作成に便利です。
- PDFファイルをアップロードして内容を編集したり、他の形式に変換することができます。これにより、文書の手軽な編集が可能になります。
- リアルタイムでの共同編集が可能で、チームメンバーとデザインを共有しながら作業できます。
- AIを活用した文章生成(Magic Write)や画像生成(Text to Image)など、新しい技術を取り入れた機能も充実しています。これにより、ユーザーはよりクリエイティブな作業が可能になります。
- Canvaで作成したデザインは、そのまま印刷注文ができる「Canvaプリント」サービスも提供されています。これにより、高品質な印刷物を簡単に手に入れることができます。
メリット
- 61万点以上のテンプレートや1億点以上の素材が利用できるため、様々なデザインニーズに応じた選択肢があります。
- 簡易的なウェブサイトやランディングページを1〜2時間で作成できるため、スピード感を持った発信が可能です。
- 無料プランでも多くの機能が利用でき、有料プランもAdobe製品より安価で提供されています。
- Canvaで作成したデザインは商用利用が可能で、クレジット表記も不要です。
デメリット
- 多くのユーザーが同じテンプレートを使用するため、独自性が失われることがあります。特に無料テンプレートを使用すると、他のデザインと似たようなものになりやすいです。
- Canvaで作成したウェブサイトはSEO対策が弱く、検索エンジンでの表示順位が低下する可能性があります。
- 多くの素材をクラウド上で管理しているため、動作が遅くなることがあります。特に大規模なプロジェクトではこの問題が顕著です。
- Canvaは簡易デザインツールであるため、Photoshopなどの専門ソフトと比べて細かい編集や加工には限界があります。
- インターネット接続がないと使用できないため、オフライン環境では不便です。
flaming text
こちらはテキストを入力すれば結果の一覧が表示されるシンプルなロゴジェネレーターです。
対応OS
- すべてのOSで利用可能
価格
料金プラン |
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月払い |
年払い |
無料プラン |
無料 |
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ペイパーロゴプラン(買い切り) |
$24 |
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プレミアムプラン |
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$9.99 |
$14.99 |
プロプラン |
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A$35.88 |
A$107.88 |
主な特徴
- ユーザーは自分のテキストを入力するだけで、数百種類のロゴデザイン候補が表示されます。
- シャドウ、背景、グラデーションなど、さまざまなカスタマイズが可能です。これにより、ユーザーは独自のスタイルに合わせたロゴを作成できます。
- ロゴデザインは「ビジネス」や「ブランド」などのカテゴリーに分かれており、目的に応じたデザインを選びやすくなっています。
- 個人や学術的な使用には無料でダウンロード可能ですが、商用利用の場合は有料での購入が必要です。
- FlamingTextは日本語フォントにも対応しており、日本語のテキストを使用したロゴ作成が可能です。
メリット
- FlamingTextは、ユーザーがテキストを入力するだけで、数百種類のロゴデザイン候補を自動的に生成します。このシンプルなプロセスにより、デザインの経験がない人でも簡単にロゴを作成できます。
- 日本語フォントにも対応しており、日本語でのロゴ作成が可能です。これにより、日本のユーザーにとって使いやすいツールとなっています。
- 約400種類のデザインスタイルから選択できるため、ユーザーは自分の好みに合ったロゴを見つけやすいです。
- 基本的なロゴ作成は無料で行え、会員登録も不要です。これにより、手軽に試すことができます。
デメリット
- FlamingTextで作成したロゴを商用利用する場合は、有料プランへの加入が必要です。無料版では透かしが入るため、正式なビジネス用途には向いていません。
- テキストのみのロゴ作成に特化しているため、シンボルマークや複雑なデザインを含むロゴには不向きです。特にビジネス向けの洗練されたデザインを求める場合には物足りなさを感じるかもしれません。
- カスタマイズオプションはあるものの、他の高度なデザインツールと比べると機能が限られており、自由度が低いと感じるユーザーもいるかもしれません。
Cool Text
Cool Textはアメリカの無料ロゴ作成サイトです。シンプルでポップなロゴ作成が売りです。
対応OS
- WebブラウザのためすべてのOSで利用可能
価格
- 無料
主な特徴
- Cool Textでは、138種類のデザインテンプレートから選択し、テキストを入力するだけでロゴを作成できます。デザインはリアルタイムで生成され、すぐにダウンロード可能です。
- 色や大きさ、影の調整が可能で、ユーザーは細部までこだわったロゴを作成できます。また、日本語フォントにも対応しており、日本語のロゴも簡単に作成できます。
- Cool Textは、ポップなデザインからシンプルなものまで、多様なスタイルのロゴを提供していますが、ビジネス向けのデザインは少ないため、商用利用には注意が必要です。
- Cool Textは、フォントサイズや配置を調整できるテキストアート作成機能も提供しています。背景色や文字のパターンを変更することができ、高品質な画像として保存することも可能です。
- Google PlayやApp Storeで利用可能な関連アプリもあり、これらを通じてさらに便利にCool Textの機能を活用できます。特に「Font Candy」などのアプリでは、写真にクールなテキストを追加することができます。
メリット
- Cool Textは、デザインを選択し、テキストを入力するだけでロゴが作成できるため、初心者でも簡単に利用できます。特に、アカウント登録が不要で、すぐにダウンロードできる点が魅力です。
- 138種類以上のデザインスタイルから選ぶことができ、ポップでインパクトのあるロゴを作成できます。特にメタリックやネオンスタイルなど、ユニークなスタイルが豊富です。
- 日本語フォントにも対応しており、日本語でのロゴ作成が可能です。これにより、日本市場向けのロゴを簡単に作成できます。
デメリット
- Cool Textで作成したロゴは商用利用が許可されていないため、個人ブログや非商用目的での使用に限られます。ビジネス用途には不向きです。
- テキストのみのロゴ作成に特化しているため、シンボルやアイコンを含む複雑なデザインには向いていません。また、カスタマイズ機能も限られているため、独自性を出しづらい場合があります。
- 提供されるデザインがポップで派手なものが多いため、ビジネス向けのシンプルなロゴを求める場合には適さない可能性があります。
MarkMaker
Emblemmatic.orgのプロジェクトの一つ。オープンソースやパブリックドメインを駆使し、無料利用を実現しています。
対応OS
- Windows 7以降
- Mac OS X 10.11(El Capitan)以降
価格
- 無料
主な特徴
- ユーザーが会社名やテキストを入力するだけで、MarkMakerは自動的に複数のロゴデザインを生成します。ボタン一つで「Generate Logo Designs」をクリックすることで、様々なスタイルのロゴが表示されます。
- 作成されたロゴは、ブラウザ上で簡単に編集できます。フォントやデザインの調整が可能で、気に入ったデザインを選んだ後は、PNGまたはSVG形式でダウンロードできます。
- MarkMakerは英字テキストのロゴ作成に特化しており、日本語には対応していません。このため、英語の会社名やブランド名を持つユーザーに最適です。
- MarkMakerは完全無料で利用でき、登録も不要です。これにより、手軽にロゴ作成を試みることができます。
- 入力したテキストによって生成されるロゴはランダムであり、同じテキストでも異なるデザインが提案されるため、ユーザーは多くの選択肢からお気に入りのロゴを見つけることができます。
メリット
- MarkMakerは、ユーザーが会社名を入力するだけで、瞬時に多くのロゴデザイン案を生成します。これにより、デザインの知識がない初心者でも簡単に利用できます。
- 一度のクリックで100種類以上のロゴ候補が生成されるため、選択肢が豊富です。特に英語のテキストロゴを求めるユーザーには便利です。
- MarkMakerで作成したロゴは商用利用が可能ですが、他のデザインと類似しないよう注意が必要です。これは、独自性を保つために重要です。
デメリット
- MarkMakerは日本語には対応しておらず、英語のテキストのみで使用する必要があります。
- 自動生成されたロゴは他のユーザーと似たデザインになる可能性が高く、独自性を求めるブランドには不向きです。特に商用利用の場合、他社との類似性が問題になることがあります
- 商用利用が可能とはいえ、生成されたロゴが他の既存デザインと類似している場合、著作権侵害のリスクがあります。このため、使用前に十分な確認が必要です。
LogoGarden
LogoGardenはアメリカ・テネシー州にある会社が運営するWEBサービスです。
対応OS
- WebブラウザのためすべてのOSで利用可能
価格
- 基本無料
主な特徴
- LogoGardenでは、基本的なロゴデザインを無料で行うことができます。ユーザーは、業種を選択し、シンボルやフォントを選ぶことで、短時間でロゴを作成できます。
- 250万種類以上のロゴやシンボルが登録されており、ユーザーはこれらから選択してカスタマイズすることが可能です。これにより、独自性のあるロゴを簡単に作成できます。
- ユーザーは選んだシンボルに対して、テキストのサイズや色、フォントスタイルを自由に変更できます。また、シンボルのレイアウトや効果も調整可能です。
- ロゴが完成した後、名刺のデザインテンプレートを選ぶこともでき、名刺のレイアウトも調整できます。これにより、ロゴだけでなく名刺も一緒に作成できる利便性があります。
- 完成したロゴは無料でダウンロードできますが、高解像度のデータを取得するには有料プランへの登録が必要です。また、自分のデザインしたロゴを使った商品(Tシャツやスマートフォンケースなど)の制作サービスも提供されています。
- 特別なデザインスキルがなくても簡単に使用できるため、多くのユーザーから支持されています。
メリット
- LogoGardenは、アイコンとテキストを変更するだけで簡単にロゴが作成できるため、デザインの経験がない人でも扱いやすいです。
- 250万種類以上のロゴが登録されており、多様な業種に対応したデザインが用意されています。これにより、ユーザーは自分のビジネスに合ったロゴを見つけやすくなります。
- LogoGardenはカスタマーサービスが充実しており、利用者が困った際にはサポートを受けやすい環境が整っています。
- 作成したロゴは商用利用も可能であり、ビジネスでの使用にも適しています。
デメリット
- LogoGardenは日本語に対応していないため、日本語を主に使用するユーザーには使いづらい場合があります。
- ロゴをダウンロードする際には12.5ドルの購入代金が必要であり、完全無料ではありません。この点は特に注意が必要です。
- 多くのユーザーが同じテンプレートを使用するため、他のブランドと似たようなロゴになる可能性があります。オリジナリティを求める場合には工夫が必要です。
LOGOTYPE MAKER
LOGOTYPE MAKERは企業向けに力を入れているロゴ作成サイトです。
対応OS
- WebブラウザのためすべてのOSで利用可能
価格
料金プラン |
価格 |
ベーシックプラン(買い切り) |
$19.99 |
プレミアムプラン(買い切り) |
$49.99 |
主な特徴
- ユーザーはロゴのテキストを入力し、「Generate Logo」ボタンをクリックすることで、自動的にロゴが生成されます。生成されたロゴはデザインのスタイルや色合いが異なり、ユーザーは気に入ったものを選んでさらにカスタマイズすることが可能です。
- ユーザーはいつでもロゴを変更でき、テキスト、色、形状を自由に調整できます。これにより、ブランドのニーズに合わせた独自のロゴを作成することができます。
- 作成したロゴはPNGやJPG形式でダウンロードできるほか、印刷用のSVGやPDF形式でも保存可能です。これにより、さまざまな用途に応じた高品質なロゴファイルを手に入れることができます。
- ロゴ作成だけでなく、名刺やソーシャルメディア用の画像も作成できる機能があります。特に、InstagramやFacebookなどのプラットフォーム用に最適化された画像を簡単に生成できます。
- ロゴを使用したメール署名を作成し、GmailやApple Mailなどで利用することも可能です。
- ブランドカラーやフォントをまとめたe-Bookも提供されており、一貫したブランドイメージを維持するためのサポートが行われています。
メリット
- ロゴタイプメーカーを使用することで、プロのデザイナーに依頼するよりも低コストでロゴを作成できます。特に、予算が限られている場合には非常に有用です。
- 自分で簡単にロゴを作成できるため、時間を節約できます。特に急いでいる場合や、すぐにロゴが必要な場合には便利です。
- 様々なデザインテンプレートが用意されているため、自分のビジネスやブランドに合ったスタイルを選ぶことができます。
デメリット
- テンプレートベースのデザインは、多くのユーザーによって使用される可能性が高いため、独自性が欠けることがあります。他の企業と似たようなロゴになるリスクがあります。このため、ブランドの差別化が難しくなることがあります。
- LOGOTYPE MAKERでは、一部のロゴタイプ特定のフォントや色合いが選べないこともあり、自分のビジョンを完全に反映させることが難しい場合があります。
- ロゴを作成する際に他者の権利を侵害する可能性があるため、作成したロゴが法的に問題ないか確認する必要があります。
- 自動生成されたロゴは必ずしも高品質とは限りません。特に無料プランでは、デザインの質が低い場合もあり、プロフェッショナルな印象を与えられない可能性があります。
まとめ
このように、ロゴ作成ツールには様々なサービスがあり、その特色もかなり違っています。
そのため自身の作りたいロゴや使いたい用途に合ったサービスを選ぶことが大切になります。
ぜひこちらの記事を参考に、最適なサービスを探してみてください。