水彩画は色彩が滲むような感じがあって、独特な雰囲気があります。水彩画のイラストや水彩画の風景画の描き方についての記事はたくさんありますが、そもそも絵心がない方にとっては難しいですね。
しかし、絵が得意ではない方でも、水彩画の風景やイラスト画像を簡単に創る方法はあります。それは写真を絵画風に加工できるWebツールを利用することです。旅行で撮った写真や自撮り写真を水彩画の風景画や水彩画のイラストに変換することができます。
絵が得意な方も、Webツールで作られた水彩画の写真を、手書き水彩画のイラストなどを作成する際の参考にすることもできるでしょう。
それでは、今回はアーティスティックな水彩画が生成できるWebツール10選をまとめました。ほとんどは無料サイトなので、気軽に写真を水彩画に変換してみましょう。
水彩画を創れるウェブツール9選
1.GoART
- 料金:無料
- 日本語対応:なし
GoARTは画像を名画風に仕上げてくれるAI画像加工ツールです。作り方も簡単です。手持ちの画像をサイトにアップロードして、好きな絵画風フィルター(ここで「Watercolor」を選びます)をクリックすれば、水画風の風景画は生成されます。後は「save」をクリックすれば、画像を保存できます。
ご覧の通り、水彩画を含む数多くの絵画風がありますので、色々試してください。
メリット:絵画の種類は豊富、フィルター強度は調整可能
デメリット:出力形式はjpgしかない
2.PhotoFunia
- 料金:無料
- 日本語対応:あり
PhotoFuniaは簡単操作で手持ちの画像を水彩画などの絵画風にできるウェブ編集サイトです。さらに、水彩画のエフェクトは高解像度の写真を生成できます。ダウンロードする際「大」、「標準」、「小」を選ぶことができます。写真を水彩画に加工する場合、アッポロードした画像のカギ括弧をドラッグすることで画像を調整できます。その範囲を決めた後「クロップ」をします。それから「進む」をクリックして、処理が完了した後、ダウンロードすればOKです。
メリット:高解像度の写真を生成できる
デメリット:フィルター強度は調整できない、出力形式はjpgのみ
3.VanceAI写真イラスト化
- 料金:無料画像3枚/月、標準プラン¥1080/月、
- 日本語対応:あり
VanceAI写真イラストはAIのニューラルネットワーク技術を活用した完全自動の画像加工Webツールで、画像を水彩画タッチの描画風に変換できます。水彩画のイラストなどを手に入れるのに、数クッリクで済みます。UIが使いやすいので、初めて利用する方もすぐに使いこなせます。絵画風に変換したい写真をアップロードすると、わずかの数秒で、写真が水彩画のように変換されます。後は、レビューで変換効果を確認した後、ダウンロードするだけです。
そして、イラスト化された画像がぼやけてしまう場合、同シリーズのVanceAI画像拡大のAIアート修復モデルを利用すれば、画像の高画質化が実現できます。
メリット:バッチ処理可能、処理速度が速い
デメリット:月3枚以上の画像を処理する際、料金がかかる
4.Acartist
- 料金:有料
- 日本語対応:あり
ACartistは、AI技術で2つの画像をミックスすることで、アーティスティックな画像を生成するサイトです。まず、画像をアップロードして、ミックスしたい画像を選びます。それから「スタイルを変換する」ボタンを押すだけで、様々な画風の変換画像を生成します。「ベース画像の色を保つ」チェック
メリット:最大2,000pxまで対応可能
デメリット:フィルター強度は調整できない、出力形式はjpgのみ、変換完了までに時間がかかる
5.LUNAPIC
- 料金:無料
- 日本語対応:なし
LUNAPICはアートエフェクトが豊富なオンライン編集サイトです。サイトにアクセスしてから、メニューバーから「Art」を選択したら、以下のように、様々なフィルタを適用できます。水彩画のイラストを作成したいなら、「Watercolor」を選択しましょう。LUNAPICの水彩画エフェクトは一風変わっているので、想像以上の画像を生成しれくれるかもしれません。
メリット:絵画の種類は豊富、フィルター強さは調整可能
デメリット:出力形式はjpgしかない
6.DEEPART
- 料金:無料
- 日本語対応:なし
DEEPARTは無料でアップロードした画像をなどの有名画家の絵画のように写真を加工してくれサイトです。AIアルゴリズムを使用することで、一つの画像のスタイルに基づいて、別の画像を描けます。好きなスタイルを選んでから、写真をアップロードします。それから、メールアドレスを登録します。加工された画像は登録したメールアドレスに届くという仕組みになっています。
メリット:絵画の種類は豊富
デメリット:フィルター強度は調整できない、出力形式はjpgのみ、変換完了までに時間がかかる
7.Enpainter
- 料金:ライトプラン:¥4800/月(200クレジット)
- 日本語対応:あり
Enpainter は、ゴッホ、ピカソ、ムンク、モネなどの有名画家の画風をAIに学習させ、普通の画像から絵画(水彩画、油絵)の画像を創れる画像加工ツールです。画像ファイルをサイトにアップロードして、当てはめたい画像を選択します。それから、しばらく待ってから変換された画像が創り出されます。10クレジットもしくは480円のお支払いで、ダウンロードが可能です。
メリット:料金は割高
デメリット:フィルター強度は調整できない、出力形式はjpgのみ
8.befunky
- 料金:有料(ダウンロードするに月間$9.9)
- 日本語対応:あり
Befunkyはワンクリックで画像を様々な絵画風に変換できるオンライン編集ツールです。インターフェースが洗練されていれ、高品質な水彩画の風景画を作成するのに最適です。ブラウザ経由のオンライン編集サイトなので、軽くて画像を様々な絵画風に変換できます。しかし、絵画風変換機能が利用するには有料版へのアップグレードが必要です。
メリット:絵画の種類は豊富
デメリット:フィルター強度は調整できない、出力形式はjpgのみ、有料版へのUpgradeが必要
9.写真加工.com
- 料金:無料
- 日本語対応:あり
写真加工.comは無料で画像を水彩画のような絵画風に編集できる画像加工サイトです。ダウンロードや会員登録などは一切不要で、サイトにアクセスすればすぐに利用できます。画像を水彩画に変換したい場合、ページ上部にある画像編集ツール一覧から、B2絵画加工→「水彩画」をクリックします。すると、選択した編集ツールの編集ページにサンプル画像が表示されます。画像をアップロードするだけで、自動的に変換します。
メリット:完全無料、ダウンロード・インストール・会員登録一切不要
デメリット:インターフェースがやや古い、フィルター強度は調整できない
まとめ
本記事では、普通の写真を水彩画風に加工できるWebツール10選を紹介しました。上で紹介した多くのツールは写真を水彩画を含む様々なアートな絵に変換できます。
AI技術を活用した水彩画変換ツールでどんな画像が作り出されるのはわかりませんが、思いがけないアーティスティックな画像が生まれます。色々なイベント記念の飾り写真の作成やデザイン素材、また水彩画のイラストを描く時などに活用されてみてはいかがでしょうか。